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はじめに
ご無沙汰してます、おおけんです。
今回は短距離選手の僕が短距離選手に向けて、スパイクのピンについて考えをお伝えします!
ニードルピンと3段ピンのどっちがいいの?と聞かれることもあれば、長さは何mmがいいの?というような疑問もたくさん聞くので僕なりに書いていきますね!
特に最近厚底スパイクが増えてきました、今までの薄底とは少しピンの感触が変わってきているので、スパイクにつけるべきピンの選び方の参考になれればと思います!
今回のスパイクピンは基本的にはオールウェザーようについて書きます、土用とは違いますのでご注意ください!
ざっくりピンの種類
ざっくりと分けるなら2つ、平行ピンとニードルピンの二つ。
そして平行ピンの中でいくつかの種類に分かれています。
平行ピンの中でも代表的なものがこのアシックスの3段ピン、抜群のグリップ感でトラックにグイグイと刺さるので、パワーを発揮しやすいピンでした。
それとミズノのこのピン、使ったことがないので感触わわかりません、抜けが良さそう。
これらはステップやスポーツデポ、オーソリティなどのスポーツショップで置いてあるのをみます。
僕が高校生の頃なので10年ごろ前はほとんどのスパイクピンが平行ピンのこれらのピンでした。
また、僕が好んで使用した平行ピン、僕はこいつを1段ピンと呼んで使っていました。グリップ力とピン抜けのバランスのいいピンでした。
それが最近では下記のようなニードルピンが大流行。
ナイキやアディダスなど海外スパイクには標準装備、アシックスのメタスピードSPもニードルピンの方が真価を発揮するようになっています。
僕も5年ほど前、大学院の1年目まではスパイクには8mmや7mmの平行ピンをつけて走っていましたが、今ではピンレスを経てニードルピンを好むようになってきました。
これまでの使用歴
ここで一度僕のスパイク&スパイクピンの遍歴を紹介します。
陸上競技を始めた16歳の時に最初に使い始めたのが、アシックスのサイバーゴールドというスパイク。
このスパイクに標準で付いていた8mmの3段ピンをこれから当分の間使います。
サイバーゴールドのあとは、同じプレートが使われていたイージーオーダーのアシックスJPシリーズを約7年間使い続けました。
このうちの5年以上は8mmピン、最後1年半ほどは7mmの1段平行ピンに付け替えて使用していました。
8mmの3段ピンは今でもありますが、地面にしっかりと突き刺さってグリップが聞くので、大きなストライドが出したくて地面を蹴って走っていた高校生〜大学生の僕にぴったりでした。
反対に7mmの1段ピンは8mmと比べて抵抗が少ないので、引っかかることがなくなり、スムーズに脚を捌いて走ることができました。
そして2020年、メタスプリントというこれまでにない、ピンレススパイクと出会いました。
当時はピンが地面に刺さる時間も削減したいという発想、これまでJPシリーズを使っていて、その後継になるハイエンドモデルということで発売日に手に入れました。メタスプリントについては別記事にいやというほど書いているので、興味がありましたら一度覗いてみてください!
とにかく革命的なスパイクでしたし今でも好きなスパイクですが、ここから厚底スパイク&ニードルピンへと移っていきます。
僕が本格的に厚底スパイクを導入したのは2023年シーズン、ニューバランスのSD-Xからでした。
このスパイクは厚底に7mmのとても鋭くて細いニードルピンが固定で付いています。
これだけ鋭くて細いピンだと、ほぼほぼ地面に刺さる感覚はなく、けど滑らないしグイグイ進める感じがあります。
これが僕のニードルピンデビューと言っても過言ではありません。
そして現在のアシックスメタスピードSPには7mm(6.3mm )のニードルピンをつけて使っています。
今はこれが答えだと感じるくらい走りやすいです。
付属のピンだと、接地時に地面を噛みすぎて少しラグが発生してしまい、メタスピードSPの良さを発揮できないかなと思います。
もしメタスピードSPがしっくりこなくて、ピンを変えていない方がいればニードルピンに変更してみてください!
また最新版でより軽量なスーパーニードルピンが発売されました!
本当に軽くて使いやすいので少し高いですが、重量にこだわりのある選手の皆さんはチェック必須!
最後におすすめのピン
最後に僕がおすすめするピンですが、タイプ、レベルで変わってきます。
まず、初心者の方は購入するスパイクについている付属のものでいいと思います。
その付属のピンである程度のタイムを出すまでは細い会ところを気にする必要はないです。
ピン云々よりもたくさん走って補強筋トレをして、力をつけましょう!
中級者で少しピンを変えてみたいなーっていう人におすすめしているのが薄底スパイクなら1段の平行ピン7mm、厚底なら7mmのニードルピン。
100mで言うと11秒中盤から10秒後半くらいのレベルになってくると、接地時の感覚はある程度できてきていると思うので、3段ピンほどグリップがなくとも地面を押して走ることができるはず。
であれば、グリップが効きすぎるよりはすんなりと地面から抜けるピンがおおすすめなので、7mmをおすすめしています!
最後上級者は個人個人の感覚があると思うので、むしろ何を使っているかを教えて欲しいくらいですが、強いておすすめするとしたらスーパーニードルかピンレス(メタスプリント)です。
より抵抗を減らしたい人にはスーパーニードルがとてもおすすめ、かなり抵抗が減るので無駄がなくなってきます、そしてその究極がピンレスです笑
メタスプリント、もし27cmで履いてみたい人がいたら言ってください、練習の時に持っていきますね!
色々言ってきましたが、ピンのような細かいところを気にしすぎるのではなく、何を履いても速く走れるだけの自信と実力をつけるために練習をする方が大切だと思っています。
それでは今日はこの辺で。
おおけん
コメント
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