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【アバンチTYO】 短距離選手目線のレビュー〜冬季練習にお勧め〜

シューズレビュー

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ご無沙汰してます、おおけんです。

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はじめに

今回は2021年の冬から使っている「ADIZERO AVANTI TYO」のお話をしていきたいと思います!

1年ほど使い古したアバンチTYO

2022年の世界陸上では女子100mハードルにアムサンが世界記録を更新した時に履いていたと話題になっていましたね。100mハードルで記録を更新したこともあり、短距離でも使えるのでは?と私と同様に考えた方もいると思うので、おおけんなりに考えて書いていきます。

正直、実際短距離で使える?

多分短距離の方で見てくれる人が一番気になるところですね、実際使えるかどうかですが、僕の主観では

使えないことはない、なんなら100は使いやすいかも

って印象です。

実際、以前冬季に入る前の練習で100mを手動で測ったときに10秒9くらいで走れました。(SBは10秒8台)

ただし、200m以上になりカーブが入るとアッパーの柔らかさやソールの剛性が足りないのでねじれやブレを感じます。ねじれやブレを感じるタイムは200mで大体23秒切るか切らないかくらい、300mだと35秒くらいです。

これ以上のタイムで走れる人には物足りなかったり横ブレが気になるかもしませんが、そうじゃない人や女子選手には意外といいスパイクかなと思っています。

また、アキレス腱周りに不安のある社会人スプリンターの方々がかなり使いやすい、痛みが出ないという声が聞こえてくることから、怪我で足に不安のある方やリハビリ用におすすめしやすいスパイクかもしれません。

実際、この冬季練習ではかなり愛用していますが、シューズ代わりとして使えています。(2022年から2023年冬季で絶賛使用中)

サイズ感

今私が使っているのは26.5cmです。

普段はアシックスのメタスプリントの27.0cmを履いています。アバンチは27.0cmと迷ってとりあえず26.5cmを使っている感じです。

アンビションほどは縦幅や横幅が大きいとは感じないので、好み次第ですが普段と同じサイズで問題ないかも知れません。

履き心地

まずはイマイチだなと思うことを書きます。

カーブでスピードを出すとブレることです。これをイマイチな点で上げることは酷かなとも思いましたが、リアルに感じていることなので…。

これに関しては、アバンチTYOは長距離スパイクなので短距離のスピードを考慮していないはずなので当たり前のことではあります。それでも気になるものは気になる、何がそんなに気になるかというと、300mや250mの練習の時にスピードが乗った状態でカーブに突入した時から、接地した瞬間にプレートがぐにゃっと横にブレるネジれる“感覚”

わかってます、ライトストライクプロがそもそも柔らかいプレートが全面に入っている訳ではない長距離用ということは。

それでも気になるものは気になります。(2回目笑)

先ほども書きましたが、直線は問題なく走れます!むしろ驚くくらい気持ち良くスピードを出して走ることができます。実際100mはこれで試合も走ってみたいくらいです。(機会があれば走るかもしれません。)

なので、冬季で少しスピードが落ちるこの時期にシューズ代わりに使うのがちょうどいいスパイクです。

特に僕の本拠地である王子スタジアムはタータンが古いのでシューズではグリップが足りない、雨上がりで余計にすべる状況では最高のスパイクになります。

カーブで少し走りずらいなどということは些細なことなんです!

では、カーブが走りずらいということは終わりにしていいこころを書いていきます。

履き心地は、プニプニしていてとても気持ちいいです。(タクミセン8のレビューでもおんなじようなことを言っています(笑))→https://www.ookenblog.com/takumisen8rv/

履いて歩くとムニムニっと音が鳴り、気が抜けそうでになりますが、それだけライトストライクプロが守ってくれているんだと思っておくことにします。

アバンチTYOは脚を入れる前の手に持った時から感じていましたが、とても軽いです。

試合用のメインスパイクであるメタスプリントよりは流石に重いと思いますが、正直全く気にならないので問題なしです。

また、結構スピードが出せます。

特に直線はグングン加速して止まらないです。加速したら止まらないのはライトストライクプロ2の特徴なのか、厚底全般の特徴なのか…。

多分厚底全般の特徴だとは思いますが、特にアバンチTYOとアンビション、タクミセン8では止まらないように感じますね。あと、マックスフライも。

アバンチTYOはスピードは出るし軽い、そして硬くないので脚への負担が少なくなると思います。

私はピンを3mmと5mmを併用しているので引っかかりも少ないので、シューズで無理して走るくらいならこれを履いてスピードを高めたり、量をたくさん走ったりしています。

外側手前の2本が5mm、それ以外は3mmピンを今はつけています。だいぶんソールが削れています💦

たくさん走っても疲労度はシューズと同等かむしろ低いくらいなので、この冬季は愛用中です。

競技場練習ではほぼこれを使っているので、かなり削れてきていますが見た目ほどはダメージはなく、まだまだクッション性も反発も健在です!

まとめ

今回はアディゼロ アバンチTYOという長距離用スパイクを短距離選手の目線でレビューしてきました。

このアバンチTYOはクセの少ない、シューズとスパイクの間をいく冬季に特におすすめのスパイクです。(短距離目線)

私がアバンチTYOをおすすめするとしたら

・冬季用の練習スパイクが欲しい人

・怪我明けやアキレス腱痛対策用のスパイクが欲しい人

・100m用の少し柔らかいスパイクを探している人

・女子短距離選手で厚底を試した人(走り方によりますが)

・アディダス信者の方

こういう人たちにはおすすめです。

私はまだドラゴンフライを履いたことがないので、いつかは比較してみたいなと思っていますが、短距離選手で履いている方おられたら情報ください!

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございます。

おおけん

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