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【タクミセン8】短距離選手レビュー 厚底というより中厚底、好みが分かれるシューズ 坂で使います。

シューズレビュー

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はじめに

ご無沙汰してます、おおけんです。

今回はアディダスタクミセン8のレビュー記事になります!

発売当初から気になっており、レビューの要望も多くありましたが、やっとレビューできそうです。

早速ですが初めに履いてみた感想は「見た目ほど分厚さを感じない」「反発はそこそこ」といった、厚底と薄底の中間くらいの中厚底シューズだと感じました。

アディダスさん曰くタクミセン8は5〜10kmのロードレースでの使用を想定されています。

とはいえ、出雲駅伝や全日本大学駅伝、ニューイヤーや高校駅伝を見ていてもヴェイパーやメタスピードを履いている選手が多かった印象ですので、長距離の方はタクミセン8の使用方法を教えてください!

ここからは社会人スプリンター目線でレビューしていきます。

履き心地

タクミセン8を最初に土のグラウンドで履いた感想は履き心地がいい、気持ちい走りやすい、でした。

しかし競技場で履いた感想は 弾みすぎる と思いました。これはメタスピードエッジを履いた時にも感じましたが、厚底形シューズをタータンで履くと想定している以上に反発があって変に足が上がりすぎてしまうのが違和感でしたが、元々坂でメイン利用しようと思っていたので、特に気にせず何本か流しをして感触の確認をしました。

流しで走ってみた中で、反発面以外で気になったポイントが一つありました。

それが、かかとの緩さです。

これは脚を入れた時から薄す感じていたんですが、かかとのホールド感が弱く、ズレることはないけどなんとなく緩い。この冬から愛用しているアシックスのハイパースピード2と比べるとはっきりと緩いので気になりました。

多分アッパーの材質というか、かかとの部分の薄さがホールド感の弱さに繋がっていると思います。

上タクミセン8 26.5cm 下アシックスハイパースピード2 27.0cm 比較

今回、26.5cmを購入し、普段と比べるとワンサイズダウンしているためかかとの緩さもそこまで気にならないですが、27.0cmを試着した時は気になったので、注意が必要ですね。

また、少し前足部の幅が広いので、その辺りは好みによってサイズをダウンしてみてもいいかもしれません。

さあ、マイナスポイントをここまでは書いてきましたが、いいところを書いていきましょう!

改めて履き心地はかなりいいです。

個人的にライトストライクプロのモチモチ感が好きなので、ソール全面がライトストライクプロなので足に優しいですね。

冬季のスパイクとして使っているアディゼロアバンチTYOと似た感覚かと思っていましたが、意外とタクミセン8の方が反発を強く感じます!

去年購入して使用していたアディダスのジャパン6と比べると、圧倒的にタクミセン8の方が好みです。(タクミセン8の方が上位種)

ジャパン6との比較でもライトストライクプロの入り方がタクミセン8が好きだから、に尽きます(笑)

少し真面目に書くとすると、タクミセン8はフォーム材全体がライトストライクプロなので、曲がり方に変な癖はないのですが、ジャパン6はライトストライクプロとライトストライクの接続部分が、曲がるせいで少し違和感があります。

この違和感のせいで2021年に購入していたジャパン6はメイン使用にはなりませんでしたね。

また、現在所有している厚底シューズであるメタスピードエッジと比べると反発は弱いですが、曲がりやすい分自分の動きに合わせやすいと感じています。

次はグリップ感、これは想像以上にいいです。ここはこの冬愛用しているハイパースピード2よりも強くて滑りにくいのでいいですね。

裏面 continentalのソールがいい感じなんでしょうね

特にアスファルト使用がメインになるので、グリップがいいに越したことはありません。

この間、雨上がりの坂で使いましたが、滑らず走ることができました。ハイパースピード2だとツルツルと滑ってしまう環境下で、全くと言っていいほど滑らないのはかなり安心して使えるなと実感しました。

3つ目は最初にも書いたように、見た目ほどの分厚さを感じないことですね。

どうしても短距離選手は私を含めてまだまだ厚底シューズに慣れていない選手も多いですが、厚底慣れのシューズとしてお勧めできる一足になりそうです。

タクミセン8は厚底シューズというよりは中厚底シューズぐらいにはなりますが、これまでの薄底シューズよりは脚を守られますし、慣れてきたら疲労は少なくなるかなと思います。

また、中厚底なので接地感が意外と悪くないです。流石にソーティジャパンやターサーのような薄底の頂点と比べてしまうと、接地感は下がりますが…。笑

以上がタクミセン8を使ってみて感じたいいところでした!

カタログスペックなどはアディダスのサイトなどで確認してみてください!(ここでは書きません!)

まとめ

今回はタクミセン8のレビューを書かせていただきました。

砂やアスファルトでの履き心地とタータンでは全く異なる感覚だったので、好みが分かれるシューズかなと感じました。

私個人的な使い方としては、坂ダッシュ&アスファルト用のシューズになりそうです!

タータンではこれまで通りハイパースピード2を愛用しつつ、アスファルトや坂ダッシュの日にはタクミセン8を使うようにしていきます。

また、私がタクミセン8をおすすめするとしたら

・アスファルトで練習することの多い人

・ジョグもするしダッシュもする人

・厚底に慣れていきたい人のお試し

・アディダスが好きな人(笑)

これらの人たちにはおすすめです!

逆に最高のクッション性、反発が欲しいという方には物足りないと思いますので、素直にヴェイパーフライ、アルファフライ、メタスピードスカイ+ をおすすめします。

今後も履いている中で気になったことや中期使用レビューも書けたらと思うので、ぜひお暇がありましたらご覧ください!

それでは今日はこの辺で

最後までお読みいただきありがとうございました。

おおけん

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