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450mという悪魔【メンタルトレーニング】

トレーニング

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はじめに

450mと聞いて皆さんどんなことを想像しますか?

400mからちょっと伸びただけやな?

500mより少ないやん!とか?

冬にテンポ走で走ったで!とかですか?

僕には違います。

僕にとって450mは

悪魔です。

突然どうした?と言われてしまうかもしれませんが、僕にとって450mというのは最もやりたくない練習なのです。

ということで今回は、年に1回しか走らない450mを走ってきたので、450mについて語りたいと思います。

400m選手のトレーニングに役立つ?お話になると思います。

450m

初めての記憶

450mを僕が初めてやったのは、東海大学に進学して初めての夏合宿だったと記憶しています。

インカレ前に富士北麓の競技場で強化を行う合宿で、レスト前の最もきつい日に走りました。

その時に生涯ベストになりそうな400mの通過が47秒5、450mは54秒0?を記録しました。

走ったあとは本当にグロッキーになったのを覚えています。

45秒台の先輩と共に競技場の端っこで30〜40分は動けず…、これより先は口にはできませんが盛大にこれです🤮笑

45秒台の先輩が動けなくなるほどのこのメニュー、負荷が半端ないのは想像に難しくはないと思いますが、半端ないです。

なぜやるのか?

そもそも450mをなぜやるのか?

これは僕の中では永遠の謎ですし、本音を言うとやりたくはないですし、今後はやらないかもしれません。

じゃあ今回もなんでやったのか?ですが、ズバリメンタルトレーニングです。

短距離選手、特に400m選手にとってのオーバーディスタンストレーニングはメンタルトレーニング的要素が大きいと思います。

数多くの名選手を生み出してきた母校でもある東海大学の監督、高野進先生が行う練習なので間違いなく理由があります。

当時学生の頃にはぼんやりとしかわからなかったものも、今は少しわかるようになってきていると思います、いや思わせてください。笑

450mは全力で400mを走った後のにまだ50m残っている状況をいかにまとめ切るか、体が動かなくなる中でどれだけ気持ちで押し切るのか、を求められているんだと考えました。

練習の雰囲気の中で、ラスト50mで気持ちが折れて走れなくなるようでは、緊張度合いの高い試合でのレースでも気持ちで負ける、そうならないために、450mを走ることで精神を鍛えているんだと思います。(そう思わないと450mを走れません。笑)

正直、精神も身体もボロボロになるのが450mですが、これをやることによってタイムうんぬん以上にやったことによる自信を得ることができます。(ちなみに今回は400m通過が48秒5、450mは56秒8で遅かったですが…)

なので改めてこの450mをやる理由は、【自信をつけるためのメンタルトレーニング】だからです。

450mである必要は?

これは特になしです。

自分に自信をつけるためのメニューなので、450mである必要はないです。

ただ、これが一番手っ取り早くもあります。

なぜなら、僕は450mを走ることが嫌で嫌で嫌だからです(笑)

先ほども言いましたが、走ったら最後、ゴール後はグロッキー確定。

この恐怖、グロッキーに打ち勝って走ることが一番のメンタルトレーニングになるのです。

なので、僕にとっては450mが必要になります。

多分見納め

ここまで長々と450mの意味を考え必要なんだと訴えてきましたが、今後走るかは未定です。

え⁉︎こんなに語ったのに?となりますが、はい、多分走りません。

やはり、450mは心身の負荷が高すぎて結構なダメージが入ってしまいます。

なので、シーズン前のこの時期にやることは今回でラストにしようと思います。

じゃあ、メンタルトレーニングせんのか?自信ないままシーズンインするんかい?ってなるかもしれませんがそれはありません。

当然ですが代わりを作るからです。

これは候補は300mか350m、自分のタイプ的にオーバーディスタンスで我慢する力を鍛えるよりも、スピードで押し切れるようにしていくことが重要だと思うからです。

ですので、僕の陸上人生で本気で出し切る450mとはこれでおさらばかな、ありがとうさようなら!

自分に合ったトレーニングを持っておく

今回は長々と450mについて話してきました。

シーズンに近づくにつれて今年は走れるのかな?

と自信を失ってしまう人もいると思いますが、そう言う人には走ることによって自信を得られるようなメニューを一つ持っておくといいと思います。

私はこれまでシーズン中は350m、シーズン前に450mと結構使い分けていましたが、そろそろ350mに一本化していきます。

また、東海大学の冬合宿には有名な300m×30本と言うような本数をたくさん走るメニューが存在しますが、これも今回の内容に似たような理由で行われています、懐かしいな〜。

まとめ

今回は450mについて書いてみました!

ぜひやってみてほしいなと思いつつ、自分にとって必要な軸になるようなメニューを作ってみてください!

メニュー紹介は今後も続けていきますので、ぜひチェックお願いします。

それでは今日はこのへんで

おおけん

コメント

  1. […] 450mという悪魔【メンタルトレーニング】450mと聞いて皆さんどんなことを… […]

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