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はじめに
ご無沙汰しております、おおけんです。
今回はとうとう日本国内でも発売になったニューバランスPWR-X v3を購入して履いてみたので、レビューしていきたいと思います。
愛用していたSD-Xが廃盤っぽいので、早急ではないものの次期メインスパイクを決めないといけない状況でこのPWR-X v3は果たしてどうなのか、感じたことを書いていきますので、参考にしていただけたら幸いです。
サイズ感
まずサイズの感じとしては、SD-Xと同じでいいと思います。
具体的には
SD-Xは27.5cm
メタスピードSP2は27.0cm
ニトロ400は27.0cm
といった具合です。
SD-Xからはつま先の形が変わって少し幅にゆとりができましたが、サイズを下げるほどではないように感じます。
もちろん人によって足の形は違うので一概には言えませんので、チャンスがあったら試し履きをしてみてくださいね!

このつま先の形の違い、伝わりますかね…。
素直な感想
とりあえず、購入後数回履いてみた感想は「SD-Xのような薄底感はなくなってちゃんと厚底になったな」というものです。
一言で言うと中距離スパイクみたいにクセがない、反発はほどほどという、私好みのスパイクです。
履く時に手に持つと「SD-Xと比べるとちょっと重い?」と感じますが、実際に履いて走ると不思議と気にはなりませんでした。これはもう慣れの問題かもしれませんね。
履いた瞬間からクッションを感じるくらいにはふわっとしていて、ニューバランスのフューエルセルらしい感触です。
ニューバランスのSD-Xやパルス、レベルが好きな人はきっと気に入ってもらえる履き心地です。
接地は変に誘導されることもなく、自分の好きなところで走りやすいと思いますが、フラット気味に行くとより良さを出せそうです。
一番土踏まず寄りのピンで着くとクッションを潰して反発を得られます。
SD-Xと違ってプレートのしなりで走るというよりはクッションが潰れて反発が返ってくるようになりました。
クッションを強く感じるけれど、その分少しだけプッシュすると反発が返ってくるそんなスパイクで完全に僕好み。
実際のレースを使ってみて
早速マイルと400mのレースに出場してきました。
記録会の400mは48秒43でした。
今回のマイル、400mは両方とも前半を少し抑えめで入り後半に余力を残すスタイルに挑戦しました。
今までの前半を快調に飛ばしていくスタイルからの変更もあり、単純比較は難しいのですが、これまでのSD-Xやニトロ400と比べると後半の200mで脚が楽に感じました。
後半型にしているから当然と言われたら当然にはなるんですが、それにしても楽だな〜と。
スタートの数歩で力を入れたあとはゆったりと200m走り、そこから切り替えてスピードを維持しやすいスパイクに感じます。
400mのレースで履いてみても感想は同じ。今回のレースはちょっと前半抑えすぎていたのは今までにないパターンなので比較は難しいですが、、、。
それでもやはり中盤後半の足残りは素晴らしい、個人的にはマックスフライと同じかそれ以上に脚を残せるスパイクだと感じました。
レースで使っても全く問題ないことがわかったので、今後はSD-Xからの移行を進めて来シーズンのレースではこのスパイクでベストの更新を改めて目指していくことにします。
次はシーズンラストの住友電工杯の300mに出場しますのでまた試してきます!
まとめ
今回はPWR-X v3を購入してレビューしてきました。
以前からの読者の皆様は読む前から分かっていたかもしれませんが、このスパイクは僕に合う!好き!!ということです。
正直、万人受けするスパイクではありません。
僕の偏見ですが短距離を走る人の多くが反発があればあるほどいいと考えていると思うので、そう言う人にはマックスフライかプライムシリーズ、またはプーマをお勧めします。
反対に反発の強いスパイクではしっくりこない人にはPWR-X v3はとてもお勧めできるスパイクになっています。
これほど反発、重量、アッパーの強さのバランスがいいものは他になかなか無いのではないでしょうか?
これに近しいと考えられるスパイクとしてはアディダスのアンビション、ニューバランスのMD-Xが挙げられそうですが、中距離スパイクであることを考えるとアッパーが少し弱い可能性があるので、100mは問題ないと思いますが、カーブでも問題がないのか気になります。
また機会があればこのあたりの中距離スパイクは試着をしたいと思います!貸してくれる方、募集中です!
【結論】
反発の強いスパイクではしっくりこない人には大変おすすめなマイルドな短距離スパイクだということです!
興味がでできた人はぜひ次の発売の時にチェックしてみてください!
厚底スパイクにおすすめのスパイクピンです!
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